025★第17回おらが村心臓破りフルマラソン参戦記 前日、例によって車で寝ていると、夜中に雨音で目が覚めた。朝もザンザン振りで、ネットの天気予報 も一日雨だ。帰り支度をしようとしていたとき、エイド用の「ごっくん」を積んだ軽トラが魚梁瀬方面に 向かっているのが見えた。「折角準備してくれているのだから」と、気を取り直して会場に向かった。 ビニールポンチョを着て雨の中走り始めると、不快感よりも逆に気持ちいい。頭や足が適度に冷やさ れ、割といいペースで行けた。しかしながら、魚梁瀬を折り返して、昨日の道中にトンネル工事の時間 待ちで知り合ったおじさんとハイタッチをした後、心臓破りの坂の上りで予想どおりだんだんと脚にき始めた。 何とか歩かずに上りきり、脚の痛さをだましだまし下っていると、若い女性ランナーに追い抜かれた。 ランパンが濡れて、お尻の形状がくっきり出ていてそそられたので、一瞬ついて行こうかと思ったが、 自重した(ついて行けなかった)。ところがその後不思議なことに、最後の緩い下りの残り5km付近から 脚の痛みが消え、徐々にペースが上がってきた。 かつて経験したことのない5kmのロングスパート?で、抜かれたお尻の女性ランナーも追い越し、雨 中無事ゴールできた。昨年のタイムを5分も更新できた残り5kmの復活は、下りで自重したためか、 スタート前のアミノ酸-クエン酸サプリの効果か、35kmあたりで食べたエネルギー補給ジェルの 効果か、或いは「ごっくん」のおかげか? いずれにしても、雨の中お世話になったスタッフの方々や、雨天にもかかわらず応援して下さった皆様 に元気付けられたことは、間違いない。 |